四国を元気に!プロジェクト しまなみ絶景サイクリング

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四国を元気にプロジェクト今治観光
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小泉:今度は、関さんから「今治城の石垣は、他の城と比べて異なる特徴があるのですが、それは何だと思いますか?」とクイズです。「四国を元気に!プロジェクト」香川県編で、丸亀城をレポートした、川口 茉菜選手たちからお城の話は聞いていたのですが・・・ 難しい質問です。

今治城 四国を元気に!
プロジェクト観光

白色の岩が沢山使われています-Journal-ONE撮影

岩永:「近づいて見てみるとわかるかも知れませんよ」とヒントをもらい、石垣を良く見ると・・・ あ!貝殻の模様が付いた石があります。ひょっとして、海の石を使っているのではないでしょうか? 

久保:岩永さん凄い洞察力!しかも、この白い石は大理石です!「大理石のような石灰質の石は水に弱く、石垣には適さないと言われています。それでも今治城の石垣で大理石が使われているのは、それだけ石を集めるのが困難だったのでしょう。」と関さんが教えてくれました。

四国を元気にプロジェクト今治観光Journal-ONE

“勘兵衛石”という重さ約16.5tの石が積まれていました-Journal-ONE撮影

爽快な風に吹かれて市内を一望 – 今治城天守閣 

小泉:お城レポートに欠かせないのが、天守閣からの眺めです。藤堂 高虎が伊賀・伊勢に移ったと同時に天守は解体されてしまい、現在の模擬天守は1980年に建てられたもの。とは言え、6階の展望台から観るこの景色を当時の高虎も目にしていたのかと思うと、戦国時代に居るような気分になりますね。

今治城 四国を元気にプロジェクト今治観光

海風に当たりながら見る景色は最高です-Journal-ONE撮影

久保:天守からは瀬戸内海の島々が良く見えます。爽快な風に吹かれながら今治の四方の景色を関さんに詳しく教えていただく時間に、夏の暑さをしばし忘れることができました。 

岩永:天守に向かう途中、藤堂 高虎の大きな像がありました。当時の人では考えられない身長190cm、体重110㎏、それに75歳まで生きたという高虎のエピソードを聞いて驚きました。高虎が築いた愛媛県が誇る宇和島城、大洲城にも行って、色々なエピソードを勉強してみたいです。

四国を元気にプロジェクト今治観光Journal-ONE

城と藤堂高虎の両方写る絶好の写真スポットです-Journal-ONe撮影

町歩きのフィナーレは、しまなみの瀬戸内ビュー – みなと交流センター はーばりー 

久保:今治城を後に、お堀に沿って海に向かって町歩き。どの地方都市も人々の暮らしの変化により、商店街が元気の無い状況となっています。造船・海運などで栄えている今治市も例外ではないようです。 

小泉:その商店街で特徴的だったのは、昔ながらの喫茶店が多くあること。看板を見ると “早朝喫茶” と書いてあります。「”しまなみ海道”が開通する前には、関西や九州地方を往来する大型フェリーの航路がありました。その当時は、港で働く人フェリーに乗る人、漁師さんなど、早朝から今治港に人が集まるため、多数の早朝喫茶が賑わっていました」と関さんが教えてくれました。早朝・・・5時、6時からはもちろん、中には3時半から営業しているお店もあったのだとか!現在は、普通の時間帯で営業する喫茶店として残っているお店もあるようです。 

岩永:海の玄関口として人々があつまる港を、交流の場にも使うべく作られた “みなと交流センター はーばりー” が町歩きのゴールです。大きな船が空中に浮かんでいるような不思議なデザインです。フェリーの発券・待合所としてだけでなく、飲食店や多目的ホール、キッチンスタジオなど、さまざまな目的で人が集まるような施設になっているのです。

四国を元気にプロジェクト今治観光Journal-ONE

毎月第2、第4日曜日にはイベントも行われ多くの人で賑わいます-Journal-ONE撮影

四国を元気にプロジェクト今治観光Journal-ONE

ここから見るしまなみ海道は旅の疲れを癒します-Journal-ONE撮影

久保:爽快な眺望が開ける4階のウッドベースは、マルシェや花火大会などのイベントでも多くの人が集まるそう。この日は、瀬戸内海に向かって傾いていく夕日を眺めながら、離島に住む人たちが船を使って移動する生活や、この辺りの防波堤が絶好のデートスポットであることを関さんから聞きながら楽しい時間を過ごしました。 

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