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『香川県編』第2章から続く

スポーツと観光で地域を元気にする『四国を元気に! プロジェクト』。女子ソフトボールの国内トップリーグ(以下、JDリーグ)に所属する、四国・愛媛県松山市を本拠地とする伊予銀行ヴェールズ(以下、ヴェールズ)と、四国旅客鉄道株式会社(以下、JR四国)がタッグを組んだ地域活性化の取り組みです。

女子旅レポーター、ヴェールズの川口 茉菜選手、庄村 瑠衣選手、遠藤 杏樺選手が、今度は香川県の歴史・文化・自然に触れる女子旅をレポート。『香川県編』第3章をお楽しみください。

三つの日本一を持つ日本百名城 -丸亀城

川口:伊予銀行ヴェールズの三塁手、川口 茉菜です。第2章で香川県の代表的な食文化 “うどん” について美味しく楽しくレポートしましたが、今度は、香川県丸亀市が誇る歴史・文化・自然についてもレポートしたいと思います!

庄村:伊予銀行ヴェールズの外野手、庄村 瑠衣です。先ずやって来たのは香川県丸亀市の中心に高くそびえ立つ丸亀城です。最近、“城ガール” や “お城女子” と呼ばれる私たち世代の女性が増えていて、Instagramなどでもその投稿を観る機会が増えてきました。私もこの機会に “ヴェールズの城ガール” としてデビューしようかな(笑)。

遠藤:伊予銀行ヴェールズの投手、遠藤 杏樺です。「ここ丸亀城には、”日本一” が3つもあるのですが、何だと思いますか?」と、笑顔で声を掛けてくれた男性にいろいろと教えていただきましょう。この方は大木 亀丸さん、何と! 吉本興業に所属するお笑い芸人さんなんです。

「2020年4月から丸亀城お笑い人力車芸人として就任して、もう直ぐ4年目となるんです。コロナ禍でなかなか活動することができませんでしたが、ようやく今日のように皆さんと交流する機会も増えてきました。」とコロナ禍で大変だった4年間を振り返ります。

川口:亀丸さんの質問に答えようと周りを見渡すと、とても高い石垣の上に天守がありますがひょっとして・・・ 「そうです! 1つ目の日本一は、この石垣の高さです。山を囲んで4層に築かれた石垣の高さを合計すると約60メートルにもなるんですよ。」と教えていただき、再び天守を見上げると確かに! こんなに見上げるようなお城は他には無いかもしれません。

庄村:確かに高い場所にある天守ですが、何となく小さいような気がします。ヴェールズの本拠地・愛媛県松山市にある見慣れた松山城がお城のイメージですから・・・ 「そうです! もう1つの日本一は、天守の小ささです。」と亀丸さん。後で天守に上がるのが楽しみです。

遠藤:もう1つは、ちょっと想像できませんね・・・ 困ったなぁと3人で頭を悩ませていると、亀丸さんから、「天守が高いところにあるので、水を汲むのも大変ですよね?」とヒントが! そうか、井戸が深いのか! とやっと3つめの日本一である井戸の深さに気付きました。

初体験の人力車に乗って

庄村:ご挨拶代わりのクイズ大会が終了すると、いよいよ亀丸さんの人力車に乗って、丸亀城を遊覧する体験が始まりました。初めての人力車! 亀丸さんが梶棒(人力車を引く長い棒)を持ち上げると、ふわっと身体が後ろに倒れて少しびっくりしましたが、動き始めると乗り心地は最高です。

川口:自分の目線よりずっと高いところをゆっくりと、時にはスピードを上げて走る人力車からの眺めは空中を浮いているかのような感覚になりますね。

遠藤:お堀の外から眺める丸亀城は、やはりその石垣の美しさに目を奪われます。二の丸の石垣は “扇の勾配” と呼ばれるだけあって、扇を開いたような緩やかな曲線がとても記憶に残りました。

庄村:写真映えするスポットで立ち止まっては、歴史はもちろん、小ネタを挟んで笑顔にしてくれる亀丸さん。石垣の中にあったハート型の積み石を指差し、「遠くから見ると・・・ いや、心の綺麗な方には確りとハートの形が見えますよね? これに触ると、素敵な出会いが待っているかもしれませんよ!」と教えてくれたハート石に3人とも殺到(笑)。何度も撫でて良縁をお願いしてきました。

川口:お堀の周りや、綺麗な公園を人力車で巡った楽しい時間もあっという間に終わってしまいました。出会いの感謝を色紙に込めて亀丸さんと記念撮影! 今度は着物を着て亀丸さんの人力車に乗ってみたいと思います。

坂の途中も見どころがいっぱい -丸亀城天守

庄村:亀丸さんの人力車ツアーが終わると、今度は急勾配の坂と階段を登り、日本一小さい天守を目指します。この坂、トレーニングするに良いかも? と思っていると、「この坂を近くの高校生の運動部がトレーニングで駆け上がることもあります。皆さんはラクラク登ってしまうでしょうが、私たち一般人にはちょっとキツい斜度ですね。」と、笑顔で先頭を歩く山田 哲也さんが教えてくれました。丸亀市観光協会の常務理事を務める山田さんは、こういった案内で何度となくこの坂を行き来されているんですって! スゴい!

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