今回のパリ五輪に出場する髙市 未来選手に話しを向けると、「髙市選手もずっと見てきた選手ですので、3度目の正直で勝ち取ったオリンピックで結果を残して欲しいです。こちらが焦ったり、変なプレッシャーを掛けないように」と、落ち着いた口調で思いを語る松岡総監督。
「結果はどうあれ、笑顔で終わってもらえるようサポートしていきたいです」と、優しい表情でこれから臨む大舞台への心つもりを教えてくれました。
コマツ女子柔道部が与えられること
「私たちは、何の生産性もない活動をしていますので・・・」と、謙遜する松岡総監督は、「やり甲斐のある素晴らしい環境の中で柔道に打ち込ませてもらえている。本当に今の選手たちが羨ましいです。その感謝の気持ちを、社員の皆さんに還元していくことが私たちにできることだと思います」と続けます。
「社員の皆さんが『応援したい』『観ていたら元気になる』といっていただける柔道をしていきたいです。選手たちを色々な部署で仕事を教えていただき、応援もしていただいていることに感謝することはもちろんですが、コマツという大きな会社の看板を背負っている責任ある行動を取り続けることも大切で、部員はそれを分かってくれています」と、話す松岡総監督。
「コマツの支援スポーツは女子柔道しかありません。『ひとつのことをやり通すのがコマツ』と会長も社長も言っていただいています。しかし、その言葉に安心するのではなく、社員の皆さんに応援していただき、刺激を与えられるようになるよう。世界一のクラブチームを目指して、柔道家として、人として、社会人として成長し続けたいと思います」と、力強い決意でインタビューを締めていただきました。
パリ五輪63Kg級で金メダルを目指す髙市選手はもちろん、今回の取材でお話を聞かせていただいた選手の皆さんも、様々な国内大会・国際大会での活躍が期待されます。
日本の競技柔道を支える “実業団チーム” の強豪、コマツ女子柔道部の活躍を応援しに会場へ足を運んでみては如何でしょうか? Journal-ONEでは、これからもコマツ女子柔道部の活躍を紹介していきますのでお楽しみに!
他にもあるコマツ女子柔道部のスペシャルコンテンツ!
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