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Journal-ONE | リポビタンDチャレンジカップ2024 ラグビー日本代表の宮崎合宿で熱心に指導するエディー・ジョーンズHC
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名将が日本代表を再び率いる

2015年の”ラグビーワールドカップ“で日本代表を率い、南アフリカ代表に勝利した”ブライトンの奇跡”を起こした名将エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)。イングランド、オーストラリア代表の指揮官を経て、今年1月、再び日本代表のHCに就いた。

5月30日、新生”エディー・ジャパン”の日本代表選手たちが発表され、6月22日(土)のイングランド代表戦に向けて、6月6日から宮崎で初の本格的な合宿を行っている。10月26日の”オールブラックス“こと、ニュージーランド代表とのテストマッチまで基本的には宮崎が日本代表の拠点となるという。

Journal-ONE | ラグビー日本代表 日本vsフィジー戦にて

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023の日本代表-Journal-ONE撮影

新生・日本代表の出発は宮崎から

練習場所は昨年4月に新たに完成した宮崎市のシーガイアに隣接する宮崎県屋外型トレーニングセンター”アミノバイタルトレーニングセンター宮崎“である。

もともとシーガイアは、2002年日韓サッカーワールドカップ前にドイツ代表が合宿地として使用し、その後もJリーグやラグビーチームなどが、プレシーズンの合宿場所として利用してきた。

Journal-ONE | リポビタンDチャレンジカップ2024 ラグビー日本代表の宮崎合宿地・アミノバイタルトレーニングセンター宮崎

アミノバイタルトレーニングセンター宮崎のクラブハウス前-斉藤健仁撮影

ラグビー日本代表との関係も深く、2011年ワールドカップに向けたジョン・カーワンHC時代の2010年から合宿地として使用。真偽のほどは定かではないが、カーワンHCがサーフィンが趣味だったため、宮崎を選んだという噂もあった。

いすれにせよ、その後も日本代表はエディー・ジョーンズHC、ジェイミー・ジョセフHC、そしてまたジョーンズHCになっても、宮崎を合宿地として使用し続けている。

宮崎の “トレセン” を紹介

まず、シーガイアは東京、大阪、名古屋と空の便で結んでいる宮崎空港から車で約25分と立地が良いこと。一昨年まではシーガイアの芝生のグラウンドで練習し、駐車場をウェイト場として改修して利用していた。

しかも、ホテルは隣接しているためすぐ近く、ミーティングルーム、ラグビー選手に適した大きなベッドもあり、リカバリー用のプール、温泉もあり、ご飯も美味しい。コーチ陣、選手たちには概ね好評である。

カーワン時代から日本代表で戦い続けており、5回目のワールドカップ出場を狙っている日本ラグビーの精神的支柱であるFL(フランカー)リーチ マイケルは「(日本代表になってから)10数年、宮崎に来ている。ここに来れば強くなるのがわかっている。さらに新しい施設ができて、集中して強くなれると思う」と語気を強めた。

Journal-ONE | リポビタンDチャレンジカップ2024 ラグビー日本代表のリーチマイケル(東芝ブレイブルーパス東京)

合宿の手応えを話すリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)-斉藤健仁撮影

いずれにせよ10年以上の長きに渡り、”ラグビー日本代表”の「虎の穴」的な場所であり続けているというわけだ。さらに昨年4月、宮崎県がラグビーやサッカーの日本代表の合宿地を想定しつつ、シーガイアの隣に完成させたのが”アミノバイタルトレーニングセンター宮崎”である。

2007年に閉鎖された大型屋内プールの跡地を宮崎県が無償で借り、天然芝のサッカー・ラグビー場、400mトラックを備えるハイブリッド芝の多目的グラウンド、雨天でも練習できる室内練習場、ウェイトルームがあるクラブハウスが建てられた。早速、2023年ワールドカップに出場したラグビー日本代表が合宿拠点として利用し、その後はJリーグのチームも使用したという。

エディー・ジャパンの始動レポート

エディー・ジャパンの第2章が始まり、2015年以来、久しぶりに宮崎に戻ってきたジョーンズHCは、10年ほど前と同じように、毎日、朝6時からの「ロケットスタート」を敢行し、レスリングとウェイトトレーニングを選手に課している。なお、選手たちは夜9時に寝て朝5時には起床しているという。

Journal-ONE | リポビタンDチャレンジカップ2024 ラグビー日本代表が宮崎合宿地・アミノバイタルトレーニングセンター宮崎で練習

アミノバイタルトレーニングセンター宮崎で合宿中のラグビー日本代表-斉藤健仁撮影

ジョーンズHCは「宮崎に来てから大雨の日があり、以前はホテルの反対側の駐車場でウェイトトレーニングをしていたことを思い出しました。毎回、ホテルから100枚ほどタオルを借りて、濡れないようにしなければならなかった。今、私たちはまさに一流の施設を手に入れました。ラグビーのトレーニング施設としては世界でもトップクラスです。

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