鎌倉での歴史文化体験で日本の魅力について話してくれた、イエール大選抜のジェイレン・グランベリー(Jaylan Granbery)選手とノア・アーロン(Noaa Aaronn)選手も笑顔が弾けています。
今回の密着取材でたくさん話をしてくれた選手たちが声を掛けてくれます。
リニアの走行シーンをSNSにアップしていたDBのCJ・ウォール(#2 Charries Wall)選手は、「東京オリンピックが開催された国立競技場という素晴らしいスタジアムで、日本選抜との素晴らしい戦いをして勝てたことは本当に嬉しい。日本の様々な歴史や文化に触れたことも貴重な体験になりました。皆さん、私たちを温かく迎えてくれて本当に有り難うございました。」と嬉しそうに来日の感想を教えてくれます。
見事なTDをしたアレン(#39 Allen Smith)も、「今回、日本で素晴らしい経験をさせて貰いました。今日の試合で結果を残せたことは、間もなく始まるNFLスカウティングコンバイン(NFLのトライアウト)に繋がると思う。日本の文化に身を置いて浸れる素晴らしい機会をくれて本当に有り難う。」と次の目標へ手応えを感じている様子です。
「大好きな日本で、フットボールができて幸せです。皆さんには本当に良くしていただいて感謝しかありません。日本語を勉強して、また絶対に日本に来たい!」と、LBとして怒濤の攻撃を演出した、アイク・ホール(Isaac Hall)選手も嬉しそうに話してくれました。
駆け寄ってくれたDLのマイク・アゼベド(Michael Azevedo)選手は、「本当に素晴らしい試合だった! アイビーリーグ選抜は、持てる全ての力を出し切りました。勝利することができて本当に嬉しいです。日本は負けてしまいましたが、がっかりしないで!日本のフットボールは本当に進歩しています。これから更に強くなると確信しています。」と興奮気味に日本選抜の健闘を称えます。
「私やチームメイトを温かく迎えてくれたことに、心から感謝しています。私は日本で最も素晴らしい時間を過ごし、出会った全ての人々と友だちになることができました。この美しい国の文化、食べ物、場所、そして人々に触れ、知ることができたのは、素晴らしいことでした。この遠征は私の人生の中で最高な時間の一つになりました。必ず戻ってきて、今回は見ることのできなかった日本の様々なものを見たいですね。」とJapan U.S. Dream Dowl に関わった全ての人たちへ感謝の言葉を残してくれました。
試合後、国立競技場近くのカフェで試合を観戦したファンの皆さんにも話を聞くことができました。彼女たちは、アメリカ空軍横田基地で教鞭を執る先生のグループです。
「国立競技場での観戦を楽しみにしていたの。みんなでバルコニー席に座って観てきたのよ。」シェリー(Shelley Tuson)さんが口火を切れば、「日本のフットボールのレベルがこんなに高いなんて知らなかった!本当に良いゲームでした。日本ならではの実況も新鮮だったわ。アメリカではフィールドゴールが決まったときに “ゴ~~ル!!” なんて盛り上げないもの。サッカーみたいで面白かったわ。」とフットボールに慣れ親しんでいるアニータ(Anita Magrath)さんも、Japan U.S. Dream Bowl は見応え十分だったとのこと。
「日本のフットボールはどこで観戦できるの? これくらいレベルが高ければ、アメリカ人もきっと観に行きたいはずだよ。」とジョーリン(Joelyn Tuson)さんも、Japan U.S. Dream Bowlを観戦して日本のフットボールに魅力を感じていました。
お互いが持てる力の全てを発揮してぶつかり合い、認めあい、敬意を表する姿は、観戦していてとても気持ちのよいものでした。そこにこそ「親善」を行うことの本当の意味があるようにも思えます。日米両チームの選手たちから、ハイレベルのフットボールパフォーマンスはもちろん、そんな大切なことを学ばせてもらったような気がしました。
アイビーリーグ選抜の皆さん、全日本選抜の皆さん、素晴らしいプレーを見せてくれて本当に有り難うございました!
Journal-ONEは、この素敵な日米友好の国際試合が続いていくことを楽しみにしています。そして、ますます盛り上がる日本最高峰のアメリカンフットボールリーグ・Xリーグや、フットボールが紡ぐ人と人との絆を紹介していきたいと思います。