「前後を打つ、辻井 美波選手と川口 茉菜選手は昨年もチャンスに強い打撃を見せていますので、この3人で出塁した松瀬、齋藤を返していく機会が増えると勝ち星も付いてくるでしょう。更に、6番に昨年1番を打っていた本間 紀帆選手を起用することで、攻撃力に厚みが増しました。」
昨年、流れを掴みたい場面で得点機会を逃してきたヴェールズだけに、多様な得点パターンを作ることでプレーオフ進出に向けた準備ができたということですね。
「二塁手の吉金 亜希子選手をはじめ、機動力や小技を使える選手も多いので、対戦相手や試合展開によって様々な攻撃パターンを準備していますが、詳しくは試合を観て頂いて・・・」そうですよね!お楽しみは開幕戦以降に取っておきたいと思います。
一方の投手陣も少し教えて頂けないかなぁと・・・
「エースの庄司 奈々投手、黒木 美紀投手という実績十分の二枚看板に加え、昨シーズンに勝利を挙げた左腕の須永 小晴投手、遠藤 杏樺、小泉 夢乃といった新人投手が加わって厚みが増しました。」
「継投パターンを含めて、オープン戦は色々と試すことが出来ました。遠藤は大学日本代表にも選ばれた実績もあって、即戦力として期待しています。」と、投手陣にも手応えを感じているとのことでした。
ご当地スター選手の庄司投手、明るく元気な須永投手は、このオフにJournal-ONEが企画した地域交流でも地元の皆さんに大人気!
そんなタレント性豊かな投手陣が織りなす多彩な投球術にも是非注目して観戦したいところです。
“新” は首脳陣だけじゃない!
石村新監督、佐野新コーチというフレッシュな首脳陣の采配に注目したいヴェールズですが、新キャプテンを務める安川 裕美捕手にも注目です!
素敵な笑顔と元気なプレーでチームを鼓舞する安川選手ですが、今シーズンからはキャプテンに就任。名実ともにチームを纏める重責で、今年は笑顔も少なくなるのかな・・・と思い話を聞いてみました。
「いえいえ。キャプテンになって責任感は増していますが、笑顔が絶えることはありませんよ!」と、明るい口調で答えてくれた安川選手。
「チーム全体を見たり、監督やコーチと対話することは増えていますが、大変とは思いません。むしろ楽しいです!キャプテンって、性格的に合っているのかもしれません(笑)」と、今年も元気全開宣言が飛び出します。
「チームの雰囲気も相変わらずとっても良いですし、選手ひとりひとりがシッカリしているので、苦労することはありません。チーム一丸で一戦一戦、ファンの皆さんに喜んで頂けるプレーをお見せします!」と手際良く練習場の撤収準備をしながら話してくれました。
仕切り直しの開幕戦には多くのファン!
兵庫県尼崎市で仕切り直しとなった開幕戦。ヴェールズのスタンドには、地元・愛媛県から駆けつけた応援団に加え、関西にある伊予銀行の支店からも多くの皆さんが集まり、選手たちに熱い声援を送ります。
開幕戦は惜しくも勝利を飾ることが出来ませんでしたが、順延された翌日に勝利し、まずますのスタートとなったヴェールズ。次節は、4月22日(土)と23日(日)に岡山県倉敷市での試合に臨みます。
石村監督の率いる “新生・伊予銀行ヴェールズ” の戦いを観戦しに、是非スタジアムに訪れてみてくださいね。Journal-ONEはこれからもヴェールズの活躍に注目していきたいと思います。