南アフリカ代表で、“世界No1フッカー” と称されるマルコム・マークス選手も、「オフの1週間で故郷(南アフリカ)に戻り、家族に会ってリラックスできました。」と、決戦を前にリフレッシュできたことを話してくれます。
「準決勝で対戦するサントリーは、3度目の対戦となりさらに対応が難しくなってくると思うが、自分たちがコントロールできることをどれだけできるかがカギ。リーグ戦と同じくどれだけミスを少なくして、その後の対応を早くして自分たちの展開にできるかで勝利は決まる。」と、世界を制した目は勝利に向けてやるべきことを冷静に話してくれました。
戦いに参加できずとも
スピアーズはもちろん、日本代表主将としても重要な戦力であるFL(フランカー)のピーター“ラピース”・ラブスカフニ選手。
3月18日のリーグ戦第12節(イーグルス戦)以降の出場がないラピース選手の動向が気になるところです。
この日の練習では時折見せる笑顔で、リラックスしている様子も見えましたが、終始フィールドの脇でチーム練習を見守る状況。
練習後に怪我の具合を尋ねたところ、「毎日、様々なリハビリをしていますが、プレーオフに出場するまで回復はしていません。プレーでチームに貢献することはできませんが、チームが勝利を掴めるよう自分の出来ることを精一杯やりたい。」と落ち着いた口調で話してくれました。
まだ足を引きずる様に歩いているラピース選手に、ラグビーワールドカップ2023への出場を日本のファンが心待ちにしていると話すと、「そう言ってくれるのはとても嬉しいです。怪我が回復して日本代表に選ばれるかは神のみぞ知る。そうなるように、毎日を一生懸命リハビリに時間を充てています。」と日本のファンに向けてもメッセージをくれました。
5月14日、秩父宮をオレンジ色に染めろ!
強力なスクラム、モール攻撃を武器に、リーグ戦トップの636点、リーグトップタイの84トライを挙げた今シーズンのスピアーズ。
スピアーズ史上初のファイナル進出に向けた大一番、ジャパンラグビー リーグワン プレーオフトーナメント準決勝は、5月14日(日)の12時5分に秩父宮ラグビー場でキックオフ! クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. 東京サントリーサンゴリアスは、好守が激しく入れ替わる見応あるゲーム必至です。
これまで無冠のスピアーズは、プレーオフトーナメント優勝という大きな挑戦に臨むため、ファンと共に戦う企画を立てています。
ファンの応援が不可欠と考えるスピアーズは、応援から選手を後押し(ブースト)してもらおうと、このプレーオフのために作成したチームカラーのオレンジを基調に、スピアーズファン=オレンジアーミーを連想とさせるカモフラ模様の “ブーストシャツ” を先着10,000人に試合会場で配布するとのこと。
この “ブーストシャツ” で秩父宮ラグビー場をオレンジに染めて、ファンと選手たちが一体となって戦うスピアーズ。やはり生で観戦したいですね。
NTTリーグワン2022-23 プレーオフトーナメントのチケット情報はこちらです。5月13日(土)に行われる、埼玉ワイルドナイツvs横浜イーグルス戦と共に既に売り切れとなっている席もありますので、お早めに!!