アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

【四国を元気に!】高知・よさこい祭りで演舞を披露する
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

インターハイにかける青春を応援!

齋藤:次にやって来たのは、春野総合運動公園の屋内練習場です!  私たちヴェールズが毎年春にキャンプをさせて頂いている場所で、ことしの2月にもお世話になったばかり。

ソフトボール場だけでなく、陸上競技場や野球場、そして今来ている屋内練習場など、広大な春野総合運動公園の敷地には様々なスポーツのアスリートたちが集まり、練習や大会などが行われているんです。NPB 埼玉西武ライオンズの春季キャンプ地として、スポーツニュースでも紹介されていますので、皆さんもご存じかと思います。

黒木:今日、ここにお邪魔したのは、7月28日(金)から8月1日(火)に掛けて行われる “北海道総体2023インターハイ” 女子ソフトボール競技に出場する、高知県立丸の内・窪川・追手前・佐川高等学校女子ソフトボール部の皆さんとのソフトボール・クリニックで交流するためなんです。インターハイ直前の大事な練習、少しでも良いプレーができるようお手伝いできたらと思います。【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの黒木美紀投手、齋藤明日香選手、瀧川愛海選手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

瀧川:私も3年前にインターハイに出場したのですが、コロナ禍で家族も応援に来られず少し残念な大会となってしまいました。丸の内・窪川・追手前・佐川高校の皆さんは、コロナ禍を克服したインターハイを目一杯楽しんでもらいたいです!【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの瀧川愛海選手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

黒木:早速ご挨拶を兼ねて、監督の岡村 佳子さんにお話を伺いました。「昨年のインターハイを経験した3年生が8人残っており、投手の河野 美空(みく)、小野 真央を中心に守りからリズムを作るチームです。1年生に初心者が多く技量の差が激しいので、楽しみながら上手くなっていってもらいたいですね。」と話す岡村監督は、社会人リーグでプレーされた経験もあるとのこと。「初戦に強豪の神田女学園高等学校 (東京都)と対戦するので、何とか食らいついて良い流れを作れるよう、残りの日々を大切に練習しています。」と、インターハイに向けた意気込みも教えていただきました。【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZと交流したインターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部 岡村佳子監督-Journal-ONE撮影

齋藤:私は外野手の守備練習で選手たちと交流することにしました。皆さん、打球への反応は良いのですが、捕球から送球に入る動きが改善されればもっと良くなるはず! ひとりひとりの捕球、送球体勢を観察しながら、どういった意識で守備をしているか質問してみました。

それぞれの意識しているポイントを踏まえながら、一番気をつけて欲しい動き方を実践しながら真似てもらうことで、かなりカッコイイ捕球送球動作ができるようになりました!【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの齋藤明日香選手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

瀧川:私は内野の守備練習に入ります。2月のキャンプの合間にソフトボール・クリニックをした際に参加してくれた選手もいます! 2月からまた上達したようで、強い打球にもしっかりとグローブを出して捕球する俊敏性は素晴らしいと思いました。

1年生では初心者の選手もいて、グローブの出し方やステップワークが慣れていないようでしたので、緩い打球で動作を確認しながら練習を重ねていくことで、守備で気をつけるポイントを理解してくれたようです。まだまだ始めたばかりですので、反復練習をしながら身体に動きを染み込ませながら自分の物にしていって欲しいと思いました。【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの瀧川愛海選手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

黒木:私は投手陣のピッチングに入りました。二枚看板のひとりである河野投手から、ドロップの投げ方を教えて欲しいと言われてコツを教えながら取り組んでもらいます。速球に力があるだけに緩急を付ける投球ができれば、攻め方のバリエーションも増えて有利なピッチングができます。ボールへの力のかけ方、抜き方の感覚を掴むのに悪戦苦闘していましたが、チェンジアップに近いスピードを落としたボールは投げられるようになってきました。【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの黒木美紀投手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

「兄の野球に付き合っていたら、友だちに誘われていつの間にかソフトボールを始めていたんですよ。中学・高校と練習を重ね、最後となるインターハイはしっかりと応援したいです。」と、練習を見学していたお父様の将貴さんが目を細めて話してくれます。最後のインターハイは、ご両親の支えに応えて、悔いの無いピッチングを見せて欲しいなぁと思いました。【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの黒木美紀投手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

齋藤:2時間弱の練習もあっという間に終わってしまいました。質問タイムでは最初遠慮していた選手の皆さんとも笑顔で話してくれるようになり、3年生には最後のインターハイに臨む激励の意味を込めてサイン色紙をプレゼントして記念撮影! 1年生、2年生の皆さんは、また来年の高知キャンプで再会した時の楽しみに取っておいてもらいました。【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの黒木美紀投手、齋藤明日香選手、瀧川愛海選手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

【四国を元気に!】女子ソフト・伊予銀行VERTZの黒木美紀投手、齋藤明日香選手、瀧川愛海選手が、インターハイ出場の高知丸の内・窪川・追手前・佐川高校女子ソフト部の皆さんの練習に参加-Journal-ONE撮影

夏を彩る踊り子もアスリート!

黒木:高知県の夏の風物詩と言えば “よさこい祭り” です!  毎年8月9日の前夜祭、8月10日と8月11日の本祭、8月12日の全国大会と後夜祭の4日間にわたって開催される “よさこい祭り” は、100万人もの人が集まる全国有数のお祭りです。両手に鳴子を持ち、色とりどりの衣装に身を包み、大人数で一糸乱れぬ様々な踊りを披露する姿に、毎年、全国からも多くの観光客が訪れることで知られています。

■記者プロフィール
黒木 美紀
伊予銀行ヴェールズ所属のソフトボール選手。1997年生まれ、福岡県大野城市出身(筑陽学園高→東京富士大)。ソフトボール歴19年目、多彩な変化球を駆使して楽しんで投げるが信条!趣味は色んな珈琲を探すことと旅行。
齋藤 明日加
伊予銀行ヴェールズ所属のソフトボール選手。2000年生まれ、岡山県倉敷市出身(創志学園高→IPU・環太平洋大学)。ソフトボール歴11年目の俊足好打の外野手。最後まで全力プレーが信条。趣味はYouTubeやアニメを見ること。
瀧川 愛海
伊予銀行ヴェールズ所属のソフトボール選手。2003年生まれ、岡山県赤磐市出身(池田高校辻校)。ソフトボール歴8年目のガッツあるプレーが魅力の内野手。どんなときも笑顔がモットー。趣味は星を観ること。
アクセス
追手筋本部演舞場
  • JR高知駅-徒歩15分
伊予銀行ヴェールズの黒木美紀投手、齋藤明日香選手、瀧川愛海選手-Journal-ONE撮影
取材・文:
黒木 美紀・齋藤 明日加・瀧川 愛海[伊予銀行ヴェールズ]( 日本 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn