残る男子100kg級は、最有力候補であった飯田 健太郎選手(旭化成)が2回戦敗退、前回グランドスラム東京を制したウルフ アロン選手(パーク24)も準々決勝で敗退と決め手を欠く結果を受け唯一内定の出ない階級となりました。
国内外の大会実績などから日本代表指導陣が2番手以下と明確な差がついたと判断した場合に、出席強化委員の過半数の賛成をもって代表に内定するという方針を鑑みると、来年の国際大会での結果を見ての判断となるようです。
まだまだ続く代表争いも気になりますが、来年7月27日から8月3日の8日間にわたって開催されるパリ五輪の柔道競技。ここを目指して代表内定の各選手たちがどのような調整をしていくのかも興味深いところです。
Journal-ONEでは、これからも柔道における様々な活動に注目し、テレビ中継だけでは知ることのできない柔道の魅力を紹介していきたいと思います。