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大きなガラス張りの入口から、両側に小川が流れる中庭を通り、やっとフロントが見える広大な建物の吉川屋さん!4つの塔に分かれた客室の数は、なんと126部屋!

綺麗で真新しい建物なので、最近出来たのかな?と思い、謂れを伺いますと・・・

「創業は天保12年なので、180年ほどこの地で温泉宿をやっております。今の建物も築30年くらいですかね。」と女将の畠ひで子さん。

180年越えの老舗旅館なのに、こんなに綺麗で大きな施設を日々守られているなんて凄いです!泊まらせて頂いたのは、4つに分かれた大きな建物の中の「凌雲閣」。純和風なお部屋は12.5畳と、大きな窓のある開放感溢れる内装です。

写真提供:吉川屋

1階には、2つの大浴場と露天風呂があり、朝と夜の男女入れ替え制でどちらも楽しめて最高です。露天風呂は「さるあみの湯」に入らせて頂きましたが、ずっと奥まで続く湯舟にびっくり!

真下を流れる摺上川の涼しげな清流の音を聞きながら、お肌にしっとりと馴染んでくる温泉に浸かって、今日の素敵な出逢いを思い返しました。

貸し切り風呂や季節限定のインドアプールもあるので、ご家族連れの方も旅館で楽しく過ごせますね。

朝食は和洋選べるビュッフェ方式。

ブランド米・つや姫の炊きたてご飯と、蟹汁、その場で網焼きして頂ける相馬沖直送のメヒカリ一夜干しなどのご当地朝食をチョイスしてみました。

食事後の、テラスに出て緑いっぱいの山野を観ながらの散歩も楽しかったです!

「金メダル本当に感動しました。おめでとうございます!またゆっくりお越し下さいね。」と若女将の畠暁子さんに優しく声を掛けて頂きました。

飯坂温泉の皆さんの温かいおもてなしに、本当に感謝・感謝の二日間でした。

今回、日米対抗ソフトボール2022の取材と共に、いつもソフトボールを応援して下さる福島県の観光の魅力を紹介する「アスリートが地域を応援!」のレポートをしましたが、福島県の素敵な観光スポットを訪れる良い機会であったことは勿論、ソフトボールを応援して頂いているたくさんの観光に携わる方々にお話を伺うことが出来て、本当に良い体験となりました。

お休みの日に働く観光事業者の皆さまにとって、土日開催の多いソフトボール観戦はとても難しいかもしれませんが、温かいお言葉をたくさん掛けて頂き感謝に堪えない取材でした。

私や選手達も、福島の素敵な観光地をこれからもいっぱい応援していきたいです。

取材・文:
山崎 早紀[TOKYO2020 ソフトボール金メダリスト]( 日本 )
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