「一方で雑なプレーもあったし、後半の入りが良くなかったのでトンガ代表に突かれてしまった。それでも80分、プレッシャーをかけ続けたのは良かった。」と、次週のフィジー代表戦に向けて改善すべきポイントを話してくれました。
この試合でキャプテンを務めた、#8 姫野 和樹選手もホッとした表情で試合を振り返り、「自分たちのラグビーを楽しんでやることが出来た。ただ、後半の入りで相手に主導権を与えてしまったのは良くなかった。」と話します。
「自分たちのプロセスである、基本のプレーを忠実にやり抜くことを試合前から言ってきたことができた。」と、日本代表らしさを貫いたことが勝因だったと分析しつつも、「オフに宮崎の合宿地でトンガボーイズ(ヴァル・アサエリ愛選手など)が、(トンガのソウルフードである)豚の丸焼きを振る舞ってくれてリラックスできたことも良かったです。」と、チームを一つにしてくれたトンガ出身選手たちの心遣いが、それが最後の良いディフェンスに活きてきたのだと笑顔で話してくれました。
先ずは今夏初勝利で胸を撫で下ろした日本代表は、W杯フランス大会を控えた日本国内最後の強化試合に臨みます。“リポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ” 第3戦は、8月5日(土)にフィジー代表を迎えての一戦。秩父宮ラグビー場に場所を移して連勝を狙います。
W杯フランス大会に向け、直接声援を送る最後のチャンスです。さぁ、皆さんも史上初のベスト4以上を目指すラグビー日本代表・ブレイブ ブロッサムズを応援しよう!