延長タイブレークも思わぬ展開
7回裏、日本代表は唐牛選手のツーベースヒットでサヨナラのチャンスを得るも無得点。試合は無死2塁から始まる “延長タイブレーク” に突入しました。
先ずはアメリカ代表の攻撃は、一死1、3塁とチャンスを広げると、この日6打席目となった1番・コッフェル選手がセンター前にタイムリーヒットを放って1点を奪います。
その裏の日本代表の攻撃。今まで攻守で粘りに粘りを見せていた選手たちでしたが、この1点を取り返す力は残っていませんでした。再びマウンドに上がったナイシャ投手が3人を抑えて試合終了。初戦はアメリカ代表が打ち合いを制し、初戦を勝利で飾りました。
激しい猛暑に台風接近に伴う湿気と、決して良くないコンディションの中でも最高のパフォーマンスを出そうと全力を尽くした選手たち。国際親善試合で様々な行事と並行しながらもプレーに決して手を抜かないその姿が、観ている私たちを清々しい気持ちにしてくれた一戦でした。
[アメリカ代表先発メンバー]
1) SS Erin COFFEL #21(エリン・コッフォル)
2) LF Valerie CAGLE #72(ヴァレリー・ケイゲル)
3) RF Megan GLANT #11(メガン・グラント)
4) 3B Jada Cody #71(ジェイダ・コーディー)
5) CF Taylor PLEASANTS #17(テイラー・プレザンス)
6) CF Alex HONNOLD #22(アレックス・ホナルド)
7) DP Jayda KEARNEY #8(ジェイダ・カーニー)
8) C Kinzie HANSEN #9(キンジー・ハンセン)
9) 2B Viviana MARTINEZ #23(ヴィヴィアナ・マルチネス)
P) Nijaree[Nija]Canady #24(ナイジャリー[ナイシャ]・キャナディ)
[日本代表先発メンバー]
1)RF 中川彩音 #9(SGHギャラクシースターズ)
2) CF 唐牛彩名 #15(日立サンディーバ)
3) SS 石川恭子 #6(トヨタレッドテリアーズ)
4) 1B 下山絵里 #13(トヨタレッドテリアーズ)
5) 2B 工藤 環奈 #3(ビックカメラ高崎ビークイーン)
6) 3B 川畑 瞳 #10(デンソーブライトペガサス)
7) DP 藤田倭 #16(ビックカメラ高崎ビークイーン)
8) LF 塚本蛍 #26(ホンダリベルタ)
9) C 切石結女 #24(トヨタレッドテリアーズ)
P) 三輪さくら #2(トヨタレッドテリアーズ)
1)RF 中川彩音 #9(SGHギャラクシースターズ)