本間:私は千葉県の君津市という海に近い街の出身なのですが、こんなに綺麗な海は見たことがありません。そして、瀬戸内にはこんなにたくさんの島々があるんですね。こんな景色、ここだけでしか見ることが出来ないのでしょうね。
吉金:「伊予銀行のソフトボール選手は昨日も来たね。」って、地元の人が話してくれました。庄司さんと辻井さんも下灘駅で、皆さんとふれ合ったのでしょうか。皆さん笑顔で「よく来たね。」「今度はチームのみんなでおいで。」って、とても歓迎してくれました。お別れするときも、いつまでもいつまでも手を振ってくれて、伊予灘ものがたりは本当に温かい気持ちになる素敵な観光列車ですね。
本間;列車が伊予大洲駅を過ぎると、左の小高い山の上にお城が見えます。凄く見晴らしが良さそうです。大洲城をよく見ると、白い幟を振ってお見送りしている方がいます!
吉金:いよいよ観光列車の旅も終わりに近づいてきました。終点の八幡浜駅に到着です。松山駅を出発してから2時間半弱の列車旅でしたが、あっという間の出来事でした。美味しい食事に沿線の皆さんとのふれ合い、車窓から眺める美しい景色と休む暇が無いほど愛媛を満喫できました。
列車を降りるとアテンダントの皆さんは、折り返しの “伊予灘ものがたり道後編” に乗るお客様を迎える準備で大忙しです。どうしても感謝の気持ちを伝えたくて、アテンダントの山本さんにお礼を言う機会を頂きました。そして、今回の取材を快く承知してくださった、JR四国 常務取締役の藤本 聡さんにもお礼を言うことが出来ました。またヴェールズのチームメイトや家族、友だちと何度でも乗りに来たいと思います。