アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

真珠アクセサリー作り体験の作品を身につける本間選手・吉金選手 -Journal-ONE撮影
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

牛鬼の形をした木彫りの玩具“ブーヤレ” -Journal-ONE撮影

本間:確かにそうですね。鬼と聞いて先ず思い浮かぶのは、桃太郎の鬼退治とか節分の豆まき。鬼は退治するものと言ったイメージですよね。しかし、宇和島市観光物産協会の事務局次長・水野 琴美さんは「ここ宇和島を中心とする愛媛県南予地方では、悪魔払いや魔除けとしてお祭りの先導役を務めたり、家々の軒下に飾られたりしているんですよ。全国でも鬼を魔除けにするのは確かに珍しいです。」と、宇和島ならではの鬼のイメージを話してくれました。

吉金:牛鬼という名前の通り、頭は鬼のようですが身体は牛のようです。牛鬼という怖そうな名前とは違って、飾ってあるブーヤレは色とりどりでカワイイものばかり!「民芸品のブーヤレの白木に、アクリル絵具、色紙、和紙、ビーズ、毛糸などを使って、色付けと装飾をして頂きます。」と幸淵さんに案内して頂き工房へと移動します。

本間:今回の取材で制作意欲が随分とかき立てたれました。さて、どんなカワイイ Myブーヤレに仕上げようかなぁ。

吉金:私はチームカラーのグリーンをメインに、チームに嫌な流れが来たらこのブーヤレにお祓いしてもらいましょう。

ブーヤレ制作体験中の本間選手・吉金選手 -Journal-ONE撮影

本間:幸渕さんに教えて頂きながら、30分ほどで綺麗に塗り上げることが出来ました!新聞紙で作った手提げに色落ちしないようにブーヤレを入れて、大切に持って帰って飾りたいと思います。ブーヤレを持って皆さんと記念撮影です。宇和島市観光物産協会の皆さん、宇和島の風習を色々と教えて頂き有り難うございました。次は宇和島城に登ってみたいですね。

制作したブーヤレを持って記念撮影 -Journal-ONE撮影

本間選手・吉金選手と宇和島市観光情報センターシロシタのみなさん -Journal-ONE撮影

食も文化も揃った道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場

吉金:シロシタから直ぐ近く、宇和島バイパス沿いに大きな道の駅があります。昨年の秋、宇和島のみかん農家さんの収穫お手伝いをした帰路に立ち寄った、“道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場” ですね。

本間:道の駅と言えば、ご当地のグルメやショッピングが楽しめるスポットなんですが、ここきさいや広場はそれだけじゃないんです。先ほど初めて知った牛鬼をもっと学べる施設があると宇和島市役所 商工観光課の上月(こうつき)彩季さんに教えてもらったので、そちらを訪ねてみたいと思います。

吉金:“牛鬼館” って言うんですね。中に入ると・・・うわっ!とっても大きな牛鬼がいますよ!出迎えて頂いたのは、宇和島市役所牛鬼保存会の会長・楠葉 拓史さんです。お祭りの保存を市役所がやっているんですね。

牛鬼パネルで記念撮影する本間選手・吉金選手 -Journal-ONE撮影

本間:例年7月22~24日に開催される “うわじま牛鬼まつり” に登場する20体あまりの牛鬼のひとつを保存している楠葉さん。「ここに展示してある牛鬼が実際のお祭りに出るんです。他の牛鬼は祭りが終わると解体して収納されるので、一年中見て頂ける牛鬼はここ牛鬼館にある牛鬼だけです。」と楠葉さんが説明してくれます。

本間選手・吉金選手と宇和島市役所牛鬼保存会会長・楠葉 拓史さん -Journal-ONE撮影

吉金:「古くから魔除けや厄払いの鬼として南予地方に伝わる牛鬼は、鬼のような顔に長い首、赤い布やシュロで覆われた牛の胴体、剣に似た尻尾を持っています。祭りでは御神輿の先導を務め、悪魔払いをして練り歩くんです。」と楠葉さんが牛鬼を分かりやすく解説してくれました。「2016年8月に日産スタジアムで行われた、ももいろクローバーZさんのライブ “桃神祭2016 ~鬼ヶ島~” にこの牛鬼は出演したんですよ。当時、高城れにさんが宇和島まで足を運んでくれて、牛鬼の迫力がライブに合うってね。」と言う話を聞いて、私の推しメンバーの玉井 詩織さんも牛鬼に触ったのかなと思ったら、テンション爆上がりしてしまいました!

牛鬼に乗る吉金選手と楠葉さん -Journal-ONE撮影

本間:興奮する吉金さんを見て、楠葉さんが牛鬼に乗せてくれたので、ライブのような写真が撮れましたよ(笑)。

吉金:ももいろクローバーZさんが声を掛ける程のお祭りが愛媛県にあったなんて驚きですよ。寮に帰ってDVDをチェックしないと。

本間:次はお待ちかねのお買い物タイム!生産者さんから直送された農産物や、宇和海の新鮮な魚介類など買い回るのも楽しいですね。私は、愛媛県で開発された新品種のみかん・甘平(かんぺい)を買いました。市場に多く出ることのない品種ですが、みかんの産地であるここ宇和島には、大きい甘平がたくさん売っています。粒々した食感が楽しめて、甘く、ジューシーで香りもある甘平。私が大好きな品種ですので、皆さんも愛媛県に来て食べてみて下さいね。

道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場でお買い物中の本間選手・吉金選手 -Journal-ONE撮影

吉金:じゃこ天や宇和島鯛めし、みかんソフトクリームといった地元ならではのグルメが楽しめるのも良いですね。案内してくれた支配人の松廣 大士さんと記念撮影して宇和島の取材が無事に終わりました。

本間選手・吉金選手と道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場 支配人の松廣 大士さん -Journal-ONE撮影

四国を応援プロジェクト!を終えて

本間:この取材を通じて、本当に新鮮な体験をたくさんさせて頂きました。愛媛県が誇る歴史や文化、特産品など、今まで知らなかったことばかりでした。実際に自分で創るという体験を通して、その道のプロフェッショナルの方々と話をしながら愛媛を深く知る旅が出来たことは印象深いですね。パンフレットを読んだり、ウェブサイトで調べただけでは分からない魅力を身体全体で感じることが出来ました。

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn