アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス スピアーズラインアウトを見守る1万8千人余の観客-Journal-ONE撮影
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16分、左サイドでボールを持ったスピアーズも、フォーリー選手が右サイドへ大きくキックパスを蹴りこみ突破を試みますが、そこに入り込んでボールをキャッチしたのはまたも松島選手。そのまま一気に左サイドをゴール寸前まで駆け抜けますが、見事なタックルで絶体絶命のピンチを凌ぎます。このピンチを救ったのは、スピアーズのCTBのリカス・プレトリアス選手でした!ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス スピアーズ新加入のリカス・プレトリアス選手が松島幸太朗選手の突進をタックルで止める-Journal-ONE撮影

そこから18分、サンゴリアスはまたもや素早いパス回しから右サイドへ展開。マークを完全に振り切って最後はWTB尾崎 晟也選手が早くもこの試合2つ目のトライ! ゴールも決めて21-0と更にリードを広げました。

得意のフォワード戦に持ち込めないスピアーズは、WTB木田選手がその身体能力を生かんなく発揮し、パントしたボールを高い位置でジャンプキャッチ! 会場からは「ウォー!」という大歓声で流れが変わり始めます。

すると22分、SH(スクラムハーフ)藤原 忍選手のノールックパスから根塚選手が切り込んで相手陣内に攻め込むと、藤原選手が持ち込んでモールを作り、LO(ロック)のデーヴィッド・ブルブリング選手が繋いでトライ! ようやくスピアーズらしいアタックでワントライを返しました。ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス スピアーズのSH藤原忍選手は苦心のパス供給で打開を図った-Journal-ONE撮影

ラグビーW杯の準々決勝、南アフリカvsフランスとの一戦は、29-28という僅差で南アフリカがベスト4入りを果たしましたが、“伝説のプレー” が無ければ結果は逆になっていたかも知れません。前半22分で12-12と同点の場面で、逆転のコンバージョンゴールを狙ったフランス代表のフルバック、トマ・ラモス(Thomas Ramos)選手へコルビ選手が猛チャージ! ラモス選手のキックを阻止したシーンです。

コンバージョンキックを蹴るため集中し動き出したフォーリー選手に向かい、“伝説のプレー” が日本で再現! コルビ選手がが猛チャージしてきたのです! そのシーンを覚えているファンたちからはまたも「ウォー!」というどよめき。フォーリー選手のキックはチャージされるに至らず21-7となりますが、またしても流れはサンゴリアスに傾きました。ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス サンゴリアスに新加入したチェスリン・コルビ選手はラグビーW杯2023で南アフリカ代表を優勝に導いた世界最高のウイング-Journal-ONE撮影

すると25分、サンゴリアスはスクラムから出たボールを受けた松島選手の後ろから素晴らしいスピードで走り込んできた、CTB尾崎 泰雅選手にパスが渡ると、ディフェンスの間を綺麗に駆け抜けてトライ。高本選手のキックも決まって28-7と直ぐに差を広げました。ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス サンゴリアスの高本幹也選手の見事なプレースキック-Journal-ONE撮影

ここまで、キックで大きく陣地を稼ぐプレーで試合を優位に進めるサンゴリアス。タッチキック、キックパスなど随所に大きくボールを動かす戦いが良い流れを作っています。

昨シーズンのリーグ最終戦のスピアーズvsサンゴリアスの試合後、「クイックにボールを動かしていくのは十分に通用した。ダイナミックなアタックができた。」と話していた田中 澄憲監督のコメントを思い出します。

打開したいスピアーズは、FBのゲラード・ファンデンヒーファー選手が50m余りを独走してチャンスを作りますが、サンゴリアスは焦らずにこの攻撃を食い止めて反撃。相手ゴール前まで持ち込んで更に追加点のチャンスを作ると、ゴール5mでのスクラムから中央に展開されたパスを受けたのは松島選手! これを松島選手が冷静に右サイドライン向かって蹴り込むと、そのボールに反応していたのはまたもWTB尾崎 晟也選手でした。フリーでキックパスを受けた尾崎選手、は前半で3トライを挙げる活躍を見せ35-7と圧倒的なリードを保って前半を終了しました。ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス サンゴリアスWTBの尾崎 晟也選手は前半で3トライの活躍-Journal-ONE撮影

諦めない王者の突進も -後半

キックとパスで相手のペースに持ち込まれ苦戦する王者・スピアーズの立て直しなるか?ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス スピアーズは円陣を組み最後まで諦めないプレーを見せた-Journal-ONE撮影

後半3分、PRのオペティ・ヘル立て直したいスピアーズは早々にトライ! ゴールも決まって35-14と反撃を開始します。

しかし後半5分、サンゴリアスはFBコルビ選手がボールを持つと、タックルしようとマークしていたスピアーズのディフェンス2枚をフェイクで振り切ります。そこで空いたディフェンススペースに入り込んだCTB森谷 圭介選手に確りとパスが通ってトライ。高本選手のゴールは惜しくも外れますが、40-14と直ぐにリードを広げます。

スピアーズのスピードスター、WTB木田選手が左サイドエンドを鋭く駆け抜け、追撃のトライかと思った瞬間、横から猛烈にアタックしてきたのはサンゴリアスの松島選手でした!

昨シーズンの決勝戦、ワイルドナイツのWTB でラグビーW杯2023オーストラリア代表としても活躍したマリカ・コロインベテ(Marika Koroibete)選手に猛チャージされて一時退場を強いられた木田選手のプレーを観ているかのような激しいチャージでしたが、木田選手はしっかりとボールをゴールライン向こうにタッチしてトライ! かに見えましたが、TMO判定でトライならず。

後半15分を過ぎると、両チーム一気に選手が入れ替わります。サンゴリアスのSH流 大選手に代わり、齋藤 直人選が入ると両選手に向かって会場全ての観客から大きな拍手が巻き起こりました。ラグビーW杯2023で華麗なパス供給を見せてくれた日本代表のSHたちに、ラグビーファンからの温かい感謝の拍手です。ラグビー リーグワン開幕戦| クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs東京サントリーサンゴリアス サンゴリアスSHでラグビーW杯2023日本代表の流大選手の交代には大きな拍手が送られた-Journal-ONE撮影

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