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「この(静岡県選抜の)ユニフォームに再び袖を通すことなんて想像もしていませんでした。このような貴重な機会を与えていただき、静岡県には本当に感謝しています。チームの力になれるよう頑張ります。」と山崎さん。

愛知県の後輩達と笑顔で軽く挨拶はしたものの、本大会出場をかけた大一番を控え、山崎さんは集中力を高める準備に入っていきました。

「山崎さんの勝負強さ、長打力はうちのチームにない貴重な戦力です。オリンピックで金メダルを獲得された技術や経験は、私も選手も学ぶところが多いです。今回は招請に快く応じてくれて本当にありがたいです。」と笑顔で話すのは、静岡県の良知 宏一監督です。

「うちの選手達(靜甲株式会社)はフルタイムで働いていて、社業にとっても貴重な戦力ばかりです。練習時間が少ない分、効率の良い全体練習や個々のトレーニングでスキルアップをしているんです。相手は格上の愛知県ですが、山崎さんの力も併せて全力でぶつかっていきます。」と力強く話してくれました。

試合は初回から山崎さんが大活躍!

先制のタイムリーヒットを含む3安打の固め打ちで、静岡県の勝利に向けて全力でプレーします!

一方の愛知県も、立ち上がりに失点した三輪投手が徐々に本領を発揮し、静岡県打線を封じ込めると試合は1点を争う緊迫した展開に。

しかし、愛知県の攻撃が徐々に威力を発揮して終盤に4点を取って逆転勝ち!翌日の決勝も岐阜県を3-0で破って見事に2年連続45回目の優勝を果たし、本大会への出場を決めました。

「先ずはブロック大会開催県として、無事に全ての試合が終わって良かった。成年男子、成年女子、少年男子、少年女子、全てのカテゴリで優勝した県は、東海地区の代表として素晴らしい戦いを本大会でも見せて欲しいです。」と話すのは、岐阜県ソフトボール協会の髙橋 晋さん。

ボランティアの地元高校ソフトボール部の皆さんや、審判団の方々といった多くの「ささえ」が積み重なって国内最大の総合スポーツ大会が行われているのですね。

「いちご一会とちぎ国体」のレポート国民体育大会が盛り上がる理由も、あわせて読んでみて下さいね。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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