アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| レッドカードで退場となたリーチ マイケル選手(W杯2019メンバー)-Journal-ONE撮影
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早々に一人少ない状況で戦わなければならなくなった日本代表は32分、中央付近でのコラプシングからディフェンスに回った日本は、ラインアウトから波状攻撃のアタックを見せるサモアの反撃に苦しみます。スカイブルーのヘッドギアが眩しい#13センター(CTB)ウルパノ・ジュニア・セウテニ(Ulupano Junior Seuteni)選手が、日本ディフェンス陣に「ドカッと」いう激しい音共に突き刺さっていく様子は、正に肉弾列車といったところ。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| サモア代表・スカイブルーのヘッドギアが眩しい#13センター(CTB)ウルパノ・ジュニア・セウテニ(Ulupano Junior Seuteni)選手-Journal-ONE撮影

そのまま押された35分、今度はオフサイドから5m付近でラインアウトを与えた日本代表は、サモアの連続アタックに堪らずディフェンスに穴が空きます。そこに低い姿勢で飛び込んできた#7 FLのアラマンダ・モトゥガ(Alamanda Motuga)選手がトライを決め、リアリーファノ選手のGも決まってついに10-10のイーブンに戻されて前半戦が終わりました。

一人欠けても立ち向かう後半

14人となった日本代表ですが、後半最初にメンバー変更はありません。

すると後半2分、ゴールほぼ正面ながらも30m離れた位置で反則を取った日本代表は、迷わずPGを狙います。これを、#10李 承信選手がしっかり決めて13-10と早々に勝ち越しに成功します。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| 6本のゴールを全て成功させた日本代表#10李 承信選手-Journal-ONE撮影

すると7分には、22mライン付近でのラインアウトから攻め込み、#15 FBのダニー・トアラ(Danny Toala)選手のノックオンを誘った日本代表は絶好のトライチャンスを掴みます。10m付近からのスクラムを起点に右に、中央にと再三のアタックを仕掛けますが、サモアの屈強なディフェンス陣に弾き返されます。しかし、この攻撃でオフサイドを得た日本代表は、15m付近のやや右側からPGを選択。これを李 承信選手が鮮やかに決めて16-10と差を広げます。

劣勢でも着実にアタックを起点に得点を重ねた日本代表ですが、このキックオフからのゲインで始まった自陣22m付近からのスクラムで流れが一変してしまいました。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| 創造的なパス供給で攻撃のリズムを作った日本代表#9 SH 流 大 選手-Journal-ONE撮影

#9 SHの流 大選手から配球されたボールに激しいプレッシャーを掛けるサモア代表。自陣ゴールライン付近でのこのプレッシャーに、堪らずキックで逃げる山中選手に激しいチャージ!そのままこぼれたボールを奪ってトライしたのは、#9 SOのジョナサン・タウマテイネ(Jonathan Taumateine)選手でした!

後いう間の出来事にスタンドは騒然、更にGも決まり今度はサモア代表が16-17と試合をひっくり返します。正にビッグプレー一発で試合の流れが変わってしまいました。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| サモア代表のトライシーン-Journal-ONE撮影

必死に反撃を試みる日本代表ですが、アタックするルートに待ち構えるサモアのディフェンスは強力!凄い音と共に、ボールを持った日本代表の選手たちが後ろに倒されていきます。

双方激しいプレーが続く中、13分にはサモアが、15分には日本代表が2選手づつ交代を行い、更に激しい攻防が続きます。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| 日本代表とサモア代表の激しいボールコンタクト-Journal-ONE撮影

ラインアウトからアタックを掛ける日本代表は、敵ゴール前10mでサモアのオフサイドを誘うとショットを選択。このPGをまたもや李 承信選手が決めて19-17と再逆転に成功します。

このキックオフから互いのFB同士のキック対決で陣取りが始まると、中央のラインアウトからボールを奪った日本代表が怒濤のアタックを見せます。キックで一旦ボールを離し、直ぐに選手が集まりボールを奪いに行きます!これに焦ったサモアがノックオン。これで得たPGを李 承信選手がこの日6度目の成功とし、22-17と差を広げます。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| 6本のゴールを全て成功させた日本代表#10李 承信選手-Journal-ONE撮影

全く息つく暇を与えない、両者激しい攻防の中ゲームが動いたのはまたもやキックオフ直後!このスクラムは自陣15mと厳しいポジションです。何とかディフェンスしたい日本代表ですが、サモアのスクラムに押され、スクラムが回転を始めた瞬間に出たボールにコンタクトできません。日本代表は、#11 WTBのトゥムア・マヌ(Tumua Manu)選手に左隅にトライを許して22-22の同点とされてしまいました。左隅の難しい角度となったPGでは、リアリーファノ選手が元オーストラリア代表の本領を発揮してキック成功!22-24と逆転に成功しました。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| サモア代表の元オーストラリア代表のSOクリスチャン・リアリーファノ(Christian Lealiifano)選手が勝ち越しGを決める-Journal-ONE撮影

後半25分と残り時間が少なくなる中、日本代表は3選手を投入して反撃を図ります。逆転を祈る札幌のファンから大きな拍手に後押しされて、タックルからボールを奪うもののスクラムからのパスを取り損ねるなど上手くボールをキープできません。32分には、#14 WTBの松島 幸太朗選手のステップワークでディフェンス陣を切り裂きチャンスをつくりますが、またも反則でボールを失ってしまいます。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| 逆転を狙う日本代表はW杯2019でも活躍した松島幸太朗選手がライン参加してトライを狙う-Journal-ONE撮影

日本ボールでスクラムを組む中、ラストワンプレーのホーンが鳴ってスタンドからはこの日一番の大きな拍手と歓声。これに応えるべく、#21 SH 齋藤 直人選手が自ら持ち出して倒れた場所を起点にアタックしますが、なかなか前に進むことができません。アタックのフェーズを重ねますが、前に進むことが叶わず遂にネックロール(ハイタックル)の反則を犯してここまで。リポビタンD2023| JAPAN vs サモア| 3連敗が決まった瞬間に膝を着く日本代表選手-Journal-ONE撮影

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