ご両親とおばあちゃんが応援に駆けつけたこの日、久保選手は代打で出場。アナウンスで久保選手の名前がコールされると観戦していた地元の皆さんから、温かい拍手が湧き起こっていました。普段、愛媛県を拠点に全国で試合に臨む久保選手を見ることが出来る数少ない機会に、おばあちゃんも本当に嬉しそうに久保選手を応援していました。
リーグ戦に弾みの付く勝利に
1失点完投勝利を挙げた庄司投手は、「インカレ優勝チームとの対戦でしたが、特に意識はしていませんでした。自分たちもしっかり練習してきたし、やるべき自分の役割を果たしていけば自ずと結果は出るだろうと思っていたので。今日は自分自身、強気で楽しくピッチングできました。」と、残りのリーグ戦に弾みの付く勝利だったと振り返ります。「それも、ベンチのみんなの声だったり、常に勝ち越し点を取ってくれた打撃陣だったり、みんなに感謝する勝利でした。あと、今日の守備はすごかったです! 助けられて乗せられました。」と、レフトの齋藤 明日加選手のダイビングキャッチや、ライトの本間選手のフェンス激突のスーパーキャッチを思い返していました。もちろん、後ろでVサインをしている安川捕手の好リードも光りました(笑)。
「少し打球がフライ気味だったので、抜けるかどうか心配でしたが外野手の間を抜けてくれて良かったです。」と満面の笑みで話すのは。決勝のタイムリーツーベースを放った川口選手です。中京大学OGとして、後輩に良いところを見せられたことについては、「(大学時代の)チームメイト、同期や先輩、後輩たちとJDリーグで戦う時がソフトボールをしていて一番楽しいんです! 今年の後輩たちも色々なチームに入ると聞いています。また戦う機会が増えるのは本当に楽しみです。」と、今日対戦した後輩たちとリーグ戦で再戦することを心待ちにしていました。
全日本総合に続いては、愛媛県代表として鹿児島国体への出場も決まっているヴェールズ選手たち。目まぐるしく開催される様々な大会で力を付けて、リーグ戦に戻るのは10月13日。地元・松山市の坊ちゃんスタジアムでのホームゲーム3連戦に臨みます。
今シーズン最後の地元開催を3連勝で勝ち切れるよう、地元・愛媛県はもちろん、四国4県を元気にしようと取り組んでいるヴェールズを応援すべく、多くの方がスタジアムに駆けつけることが予想されます。ヴェールズと一緒に “四国を元気プロジェクト” を推進する四国旅客鉄道の皆さんや、地域のファンと一緒にスタジアムでヴェールズを応援してみませんか?