点差、勝敗に関係なく盛り上がる
試合は前半早々から格下のウルグアイが積極的に攻勢に出て、そのファイティングスピリットにスタンドはウルグアイ応援一色に湧いて盛り上がります。パリで観戦したオーストラリア対ジョージアの一戦と同様、格下のチームを応援するフランス人気質がうかがえる会場の雰囲気となりました。
しかし、オールブラックスの人気と実力は別格でした。
前半はTMOでことごとくトライが取り消しになりましたが、失点はもちろん無駄な反則もほとんどなく無難な試合運びを見せたオールブラックス。若干、物足りなさはありましたが、その分が後半に爆発して73-0という大差での勝利となりました。
一方のウルグアイも、PG(ペナルティーゴール)は一つも狙わず、「なんとしてもオールブラックスからトライを取るんだ!」と言わんばかりの気迫で闘い、それを観客が後押しする雰囲気がたまりませんでした!
パリの9ユーロと比べ、若干安い8ユーロのスーパードライを片手に満喫した80分間の試合。スタジアムの歓声が身体の中に残る余韻を楽しみながら、帰りは深夜バスでパリに戻りました。
まだまだ続く、W杯フランス大会の観戦レポートをお楽しみに!
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