車いすラグビー 日本選手権予選 沖縄大会| 15年ぶりの地元開催で大声援に応えてプレーする元日本代表・リオパラ銅メダリストの仲里進選手(Okinawa Hurricanes)-Journal-ONE撮影
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「今大会は久しぶりに沖縄で開催され、観客も盛り上がってくれました。私も関係者のひとりとして、車いすラグビーを盛り上げていきたいですね。DNAの継承や、過去の経験や得た知識を広く伝えることで、選手たちの成長を助けられたら良いなと。でも、技術面は私が何か指導するレベルではありません。どちらかと言えば、精神的に支えていければなと。」と、車いすラグビー界全体を俯瞰した話しに及ぶと、「WAVESも着々とチームとして成長していると思いました。コートの外から見ても分かってはいましたが、実際に対戦してみると “よく声が出ているなぁ” “こういったプレーができるようになったんだなぁ” など、コートに入って気付くこともたくさんありました。基礎的な技術も向上しています。大阪には近くに対戦する相手がいないのでゲーム感やチームプレーを向上させるのは大変だと思いますが、頑張って欲しいですね。」と、更なる日本車いすラグビー界の発展に欠かせないWAVESの活躍も願う荻野選手。車いすラグビー 日本選手権予選 沖縄大会| 15年ぶりの地元開催で大声援に応え試合後に相手チームと笑顔でハイタッチするOkinawa Hurricanesの選手たち-Journal-ONE撮影

「次世代合宿と言う名で、有望な選手たちを集めて磨きをかける取り組みもしています。そこにWaveも2名参加することになりました。同じローポインターの山本選手が初めて参加しますので、先ほど少し話しをしたんですよ。」と、選手以外の活動もしていた荻野選手は、「山本選手は車いすラグビーに取り組む姿勢が素晴らしく。性格も明るい。持ち点1.0に限りなく近い0.5点の選手ですから動きも良い。将来、長谷川選手と切磋琢磨をする存在になってくれるのではないでしょうか。」と期待を寄せていました。

さぁ!車いすラグビーをその目で!

第25回日本選手権予選 沖縄大会は、1位:BRITZ、2位:Okinawa Hurricanes、3位:WAVESという結果となり、来年の1月12日から14日にかけて千葉市の千葉ポートアリーナで開催される第25回日本選手権への出場チームが6チーム決定しました。

今回3位のWAVESも11月25日、26日に行われる “プレーオフ” に移り、日本選手権への出場を再び目指すことになります。車いすラグビー 日本選手権予選 沖縄大会| 未勝利ながら周囲からも著しい成長を評価された大阪のWAVES-Journal-ONE撮影

パラリンピック・パリ大会で日本代表 “悲願の金メダル獲得” をより楽しく応援するため、国内クラブチームの熱い戦いを観戦してみては如何でしょうか?

アクセス
沖縄市体育館
  • 那覇空港 -バス (113具志川空港線・具志川バスターミナル行き) 約50分 -沖縄市運動公園バス停 -徒歩すぐ
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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